EMUSS 悪党

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戦国BASARAや魔王JRや戦国武将やその他もろもろに対するたぎる思いをぶちまける日記。

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悪党 

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
(2006/02)
伊坂 幸太郎

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陽気なギャングが地球を回す 
伊坂幸太郎・著

伊坂作品、攻めてます(笑)

まだ数作品しか読んでいないけど、伊坂作品の登場人物は本当に魅力的です。
人物に惹かれて、読み進めてしまう。
この「陽気なギャング〜」も、登場人物の絶対数は少ないにしろ、そのひとたちが個性的すぎて逆にリアル。
「あぁ居そう居そう」って思っちゃう。

主人公は4人組の強盗。

なにごとも冷静にものごとを論破する 成瀬
ウソしか言わないという演説家 響野
スリが得意な若者 久遠
正確な体内時計をもつ女性 雪子

タイトルには「陽気なギャングが地球を回す」なんてなっていますが、ようするに小説自体がこの4人に回されるのであります。
転がされる、といってもいい。

最初に成瀬と久遠が登場した時点で、ジェットコースターで言うなれば頂上に到達しているところです。
普通の物語は、ちゃんとスタート地点があって、そこからぐんぐん、昇っていって、物語の中盤が一番もりあがって、終盤へと進んでいく感じです。
しかしこの小説は最初から最後までもりあがりっぱなし。
ジェットコースターという例えは悪かったかもしれません。
頂上に登ったら急降下しますから。
この小説に「降下」なんて表現は似合わない。

あえて例えるなら、最初からトップスピードをたたきだして突進するスーパーカーか新幹線のような感じでしょうか。

話が面白すぎて、すぐに読み終わってしまう。
どんどん読み進めてしまう。
終盤、「えっ うまくいってるの?」と思いながら、そのままラストをむかえるので不安になってきてしまいますが、最後のページまで油断できない。
ラスト10ページくらいで、まさに大どんでん返し。
まさか!という感じ。
最初からしっかり読んでおけば「あっ」と思うはず。

伊坂作品には驚かされっぱなしで、次の作品も読むのが楽しみです。
はやく本屋さんに行かないと。
[ 2009/08/31 22:17 ] 小説 | トラックバック(-) | [編集] コメント(-)