EMUSS 小説

EMUSS

戦国BASARAや魔王JRや戦国武将やその他もろもろに対するたぎる思いをぶちまける日記。

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兄弟。 

重力ピエロ (新潮文庫)重力ピエロ (新潮文庫)
(2006/06)
伊坂 幸太郎

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重力ピエロ
伊坂幸太郎・著

非常に難しい、難解な小説でした。
物語の中に、遺伝子のことがでてくるので、専門知識を持っていないと理解するのが難しい、ということもそうですが、物語の内容、テーマも、非常に難しい。

強姦という悲劇によって生まれた子どもが、その後どう生きるか。
そもそも、その悲劇によって妊娠したとき、産むのか、否か。
結婚していた場合、被害にあった女性の夫は、女性とは別に苦しむことになる。
怖い思いをした妻に、その結果妊娠した子を産めというのも、相当に勇気がいると思う。
かといって、「堕胎しよう」というのも、罪のない子どもの命を奪うことになってしまう。

私は女ですが、そんなことになったときどうしたらいいのか、自分ではわかりません。

でも、物語の中に出てくる、泉水と春の兄弟の父親は、こう言います。

「春は俺の子だよ。俺の次男で、お前の弟だ。俺たちは最強の家族だ。」

揺るぎない、力強い言葉に、小説の冒頭ですでに泣きそうでした。
こんなに強い親父がいるものだろうか。
こんなに強い親父だったから、きっと奥さんは春を産む決意をしたのだろうし、その後、気を強く持って育てることができたし生きていくことができたんだろうなぁと想像しました。

泉水と春の兄弟愛もさることながら、親父の強さにも勇気をもらえた作品です。
困難が起きたとき、こんな人が側にいてくれたら、きっと力強く乗り越えられると思う。
[ 2009/09/09 21:38 ] 小説 | トラックバック(-) | [編集] コメント(-)

フクシュウ 

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
(2006/12/21)
伊坂 幸太郎

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アヒルと鴨のコインロッカー 
伊坂幸太郎・著

読み終わりました。
いつもはバイトの行き帰りの電車の中で読書をしていましたが、どうしても待ちきれずに、寝る前に読み切ってしまいました。
読み終わったあと、悲しすぎて眠れなくなった。
しばらくぼーっとして、そのあとようやく寝ました。

物語は「現在」パートと「2年前」パートが交互に展開されるカットバック形式で、「この現在と2年前がどういうふうにつながるのだろう」という期待感が最初から最後まであります。

椎名
河野
琴美
ドルジ
麗子
シッポサキマルマリ

そしてペット殺しの若者たち。

数々の登場人物とコミュニティが錯綜する中で、徐々に「現在」と「2年前」が近づいていく様は、読んでいてわくわくというよりぞくぞくというか、不安を感じる意味でどきどきしました。

伊坂作品に通じていえることであるのが、物語の中にちりばめられた全ての事物が、のちのちの展開に影を落としているのです。
その影をみつけると、「あっ」「えっ」て思うのです。
この作品でいうと、「たからくじ」「クロシバ」「広辞苑」「日本語」「神さま」「鴨とアヒル」…
数々の事物が、すべてに関わっている。

そして…このお話はとても悲しい。
最後に明かされる真実。動物園の写真。
かなえられなかった夢。


友達の、フクシュウ。



なにもかもが、切なくて悲しい。

久しぶりに小説で泣きました。
きっと何度読んでも泣いてしまうと思う。


それからこの小説には「詳細」がない。
「この後どうなったの」「どう思ったの」「何があったの」という、読者として一番気になる部分が省かれている。
それが良い余韻となって、読後に想像をめぐらせる時間が与えられる。

読後の時間こそが、最大の見せ場であるかもしれないと思う。
[ 2009/09/04 16:34 ] 小説 | トラックバック(-) | [編集] コメント(-)

悪党 

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
(2006/02)
伊坂 幸太郎

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陽気なギャングが地球を回す 
伊坂幸太郎・著

伊坂作品、攻めてます(笑)

まだ数作品しか読んでいないけど、伊坂作品の登場人物は本当に魅力的です。
人物に惹かれて、読み進めてしまう。
この「陽気なギャング〜」も、登場人物の絶対数は少ないにしろ、そのひとたちが個性的すぎて逆にリアル。
「あぁ居そう居そう」って思っちゃう。

主人公は4人組の強盗。

なにごとも冷静にものごとを論破する 成瀬
ウソしか言わないという演説家 響野
スリが得意な若者 久遠
正確な体内時計をもつ女性 雪子

タイトルには「陽気なギャングが地球を回す」なんてなっていますが、ようするに小説自体がこの4人に回されるのであります。
転がされる、といってもいい。

最初に成瀬と久遠が登場した時点で、ジェットコースターで言うなれば頂上に到達しているところです。
普通の物語は、ちゃんとスタート地点があって、そこからぐんぐん、昇っていって、物語の中盤が一番もりあがって、終盤へと進んでいく感じです。
しかしこの小説は最初から最後までもりあがりっぱなし。
ジェットコースターという例えは悪かったかもしれません。
頂上に登ったら急降下しますから。
この小説に「降下」なんて表現は似合わない。

あえて例えるなら、最初からトップスピードをたたきだして突進するスーパーカーか新幹線のような感じでしょうか。

話が面白すぎて、すぐに読み終わってしまう。
どんどん読み進めてしまう。
終盤、「えっ うまくいってるの?」と思いながら、そのままラストをむかえるので不安になってきてしまいますが、最後のページまで油断できない。
ラスト10ページくらいで、まさに大どんでん返し。
まさか!という感じ。
最初からしっかり読んでおけば「あっ」と思うはず。

伊坂作品には驚かされっぱなしで、次の作品も読むのが楽しみです。
はやく本屋さんに行かないと。
[ 2009/08/31 22:17 ] 小説 | トラックバック(-) | [編集] コメント(-)

豊潤。 

読み終わりました。

ラッシュライフ (新潮文庫)ラッシュライフ (新潮文庫)
(2005/04)
伊坂 幸太郎

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ラッシュライフ 伊坂幸太郎・著

表題の「ラッシュライフ」をあえて英語表記にしていないところがミソ。
「英語の方がカッコイイじゃーん」なんて言わせない。理由は読めばわかります。カタカナ表記でなくてはならない理由は、この小説そのものです。
前に読んだ「オーデュボンの祈り」を読み終えてすぐ、「今度はラッシュライフを読まなきゃ」と自然に体が動いていて、気がつけば本屋さんに行ってました。
とはいっても、すぐに読み始めたのではないのですけど。
借りていた本があったのでそっちを優先して読みました。

さてこの「ラッシュライフ」も、「オーデュボンの祈り」と同様、様々な人間模様が交錯していて、最後まで読まないと先が読めない、伊坂節がきいてます。
まだ少ないながらも伊坂作品を読み進めるにあたって、気がついたことがあります。
それは「つながり」です。
昨今のライトノベルなどや現代文学などにおけるものの多くは、当然登場人物が多数いるわけですが、その人物同士のつながりというものは、基本的に「仲間内」だけにとどまることが多いのです。
仲間同士で助け合って…または敵として戦ったり…。
伊坂作品の「つながり」とはそうではなく、小説の中に登場する人物は沢山で、しかしその人物同士には全くといっていいほどつながりが見られず無関係の赤の他人なのです。
それなのにどっかの誰かが起こしたアクションが別の、他人に影響を及ぼす。そうして物語が展開していく。

私はこれこそがリアルなのだと思いました。

実世界でも、そうなのです。
目の前にはいない、全く知らない他人が、どこかで知らないうちに起こした行動が、もしかしたら自分に、ひいては日本中、世界中に影響を及ぼしているかもしれないのです。
それがつながりです。
ライトノベルの仲間同士敵同士にはみられない、リアルさ。
そんなふうに感じました。

この「ラッシュライフ」でも、沢山の人物があちこち行ったり来たりして、好き勝手に生きています。
他人のことなどドコ吹く風で、自分のことに精一杯で。
それでも他人に影響を及ぼしているのです。しかも、無自覚に。

物語後半になってもそのカラクリがとけず、終盤にさしかかってようやく、事の真相が見えてきて、はっとすること請け合いです。
最終的に「そうだったのか…」と、必ず思えるはず。
その瞬間、ちょっとスッキリできます(笑)

物語に出てきた沢山の登場人物の、今後の人生を想像させる、余韻もこの小説の醍醐味です。

眠れない夜に一気読みしてみるのもいいのでは。
[ 2009/08/17 02:31 ] 小説 | トラックバック(-) | [編集] コメント(-)

切なさ。 

オーデュボンの祈り (新潮文庫)オーデュボンの祈り (新潮文庫)
(2003/11)
伊坂 幸太郎

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「オーデュボンの祈り」著・伊坂幸太郎

読み終わりました…!
伊坂先生のデビュー作ということで、すごく、熱というか力みたいなものをぐんぐん感じました。
不思議なお話だな…というのがはじめの印象で、おそらく2度3度と読んでいったらかわっていくのだと思います。

荻島という不思議な、外界とは違う世界と常識をもった島の中の、そこに暮らす人々がみんな生きてるのですよ。
小説の中だけでなく、ふと隣をみたら、そこにいるんじゃないかと、そんなふうに思うくらい、身近なんです。

島の人たちが生きる指針としていた…というより、島の仲間として大切にしてきたカカシが“殺された”ときの、それぞれの反応がとてもリアルで、現実的なんですよ。
悲しんだり、混乱したり、意外にも淡々としていたり…
でもそれがリアルなんですよ。
みんながみんないっせいに悲しんで大泣きして…っていうのだったら、理解はできるけど恐ろしい光景だと思うんです。
みんな同じ反応…。怖いんですよ。
でも今の日本の人たちは、そうなんですよ。
ひとつの事柄にたいして、みんな同じ反応を示すんですよ。
細かい考え方とかはそれぞれにもちろん違うのですが、メディアにあやつられて感情をコントロールされてしまっているんですよ。
たとえば「どこそこの国がこんなことをした」っていうと、その国に対してメディアがすっごい感情論で報道したりする。そうすると日本人は対して知りもしないくせに、「この国は悪い国だ」って思っちゃうんです。

…と、そんな今の日本と照らし合わせたときに、この荻島に暮らす人々は淡々と生きているのだけど、人としての感情や反応というのをちゃんと持っていて自分で考えて暮らしているんだな、と思ったのです。
他人の考えや感情に流されないのです。
それはとても自分勝手なように感じるけれど、とても大切なことなのですよ。
小説の中で、「この島に欠けているものを、外からやってきた人間が持ってくる」という言い伝えが島にあって、そして「欠けているものとはなんだ?」という問いかけがずっと、終わりまでつづくのです。
逆に言うと、「荻島にあって外の世界に欠けているもの」こそ、「自分自身」というものではないかと。
そんなふうに感じたのです。

カカシの優午が、自分の命をかけて、守ろうとしたもの、人間にしかけた小さな復讐。
それはとても切なくて、感動とは別の悲しさを呼びます。
優午の優しさと、憎しみみたいなものがじわじわと伝わってくるのです。
小説の最初から最後まで、仕掛けられた罠なのです。
島の住人たちがやっている細々とした動作が、すべて罠なのです。
最後まで読んで、「あっ」と気づくのです。

とても不思議な話なんです。
不思議な話なのに、最後まで「どうなるの?」「なんで?」とは思わないのですよ。
それが不思議なんです。
本心ではどうなるか知りたいんです。
知りたいのにそれが表に出て来ないんですよ。読み進めるのに必死で。

この夏におすすめの小説です。
ぜひ、読んでみてください。
小説がだめなら、漫画も出てますので。ぜひ。
[ 2009/07/26 14:53 ] 小説 | トラックバック(-) | [編集] コメント(-)

面白かったです! 

新しい本を読みました!
ご紹介します

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
(2008/12/25)
森見 登美彦

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「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦・著

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今日は絵付きで(笑)

久しぶりにティーンズノベル以外の小説をまともに読んだと思います。
最近はずっと、ティーンズ……あ、今はライトノベルと言った方が通じやすいんでしょうか?
ライトノベルを読んでましたので。

最初、表紙のイラストをみたとき、「おっ なんか綺麗だな」と気になっていたんですが、そのときは買わず、書店で見るたびに「どんな話なんやろ?」と気にはしていたんです。
で、最近ついに購入しまして。

読みました。

とてもさわやかで晴れやかな気分になりました。
なんだろう 純愛に分類されるんでしょうか。
でも2人とも恋愛ベタみたいな感じなので、2人が恋にいたるまでの経緯を描いた小説といった方が良いかも知れません。

登場人物は奇々怪々。

主人公は大学4年の“私”と、クラブの後輩“黒髪の乙女”。
“私”は“黒髪の乙女=彼女”に恋をしてしまい、それ以来「ナカメ作戦(なるべく彼女の目に触れよう作戦)」を実行中である。

その主人公達をとりまく周囲の面々もこれまた個性豊かで、作品に引き込まれる重要な要素となっています。

京都の町で有名な高利貸しにして様々な商売に手を染める金持ち、李白翁
錦鯉の養殖を商いとする好事家、東堂
自らを天狗と自称し、つねに古い浴衣を着用して空中浮遊を得意とする、樋口
樋口と共に行動する大酒飲みの気の強い女性、羽貫
古本市の神たる美少年。
大学祭でとある人物との再会を望み、「象のおしり」を展示して待つ、だるま好きの女性、紀子
大学祭でとある人物との再会を望み、一年間パンツをはきかえぬ願掛けをする、パンツ総番長
とろけるような美貌を持ち、女性にもモテモテながら硬派であり女装するのが好きな、大学祭事務局長

もうこれだけで「なんの話だ?」と思うことだと思います。

形式としては“私”と“彼女”の視点がころころ切り替わる一人称小説です。
これによってかなり読みやすい文章になっています。
鈴が転がるような軽快で快活な、元気の良い文で、さくさくと読めます。
恋の話ではありつつ、“私”がいかにして“彼女”の心をいとめるのか、そもそもいとめられるのか、そこに重点をおいており、やきもきすることうけあいです。
表題「夜は短し歩けよ乙女」他3篇からなり、最後の4篇目の話は「まだかまだか」とわくわくとはらはらが心に同居します。

“彼女”が、男好きするかわいいだけの(女から見て)にくたらしいヒロインじゃないところが惹かれる部分です。
元気が良くて人好きのする女の子で、誰にでも打ち解けられる、今の世の中には珍しい子です。

そして“私”がへなちょこでヘタレなのがかわいいのです。
恋を応援したくなります。

ちょっと世間に対してはひねた視線ですが、“彼女”には一途で、一生懸命な“私”に必ず共感すると思います。


“人事を尽くして、天命をまて。”

主人公に幸あれと。


春のこの季節だからこそ、この本をすすめます。
[ 2009/04/13 02:02 ] 小説 | トラックバック(-) | [編集] コメント(-)

面白い本。 

こんにちは。
今日も学校で制作してきました!
今日はかなりすごいとこまで進みましたよ〜〜っ
完成度は95%くらいです!

はやく済みそうなので、一度先生に見せて、相談して、手直し〜なんかを計画してます。
なんだかデータ破損から2週間も経っていないのにかなり拍子抜けですし、私の周りにはいまだラフ状態という子もいるので「はやくできすぎた…?」と逆に焦っております(笑)

いえ、まだ、先生からダメだしが出てくると思うので(笑)本番はこっからなんですけど。

さて、その卒制のスクショももちろんとったのですが、紹介するのはまた後日………正確にいうと明日…?もしくは日付変わってから…?にして、今日は私が見つけた面白い本をご紹介しますですよー

例によって学校の図書館に新着で入ってきた本なんですが、配架準備をしているときから気になっていて、今日借りてきました。

ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日
(2006/01/24)
エドワード・ドルニック

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「ムンクを追え!」 エドワード・ドルニック著 河野純治訳

発行されてから2年経っているものですのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

1994年2月12日、ノルウェー国立美術館から、ムンクの『叫び』が盗まれた。
約86億円の世界的に有名な絵画は、たった2人の男に、たった50秒で、“誘拐”されたのだ…。

私はまず「ムンクを追え!」というこのタイトルにぐっと惹かれました。
最初何かと思い、準備中に本を開いて、最初のプロローグを読んでみたら、これが面白そうな書き出しだったのです。

プロローグはたったの2ページ。
その見開きの2ページで、「この本を全部読んでみたい」と思ってしまいました。
いえ、正確には2ページなんかではなく、最後の3行で、引き込まれたのです。

【十年前、ヒルは『叫び』とは縁もゆかりもない人間だった。多くの人々と同じく、複製画やパロディ画を見て、ああ、あの絵か、とわかる程度だったのである。
 一九九四年二月のある朝、一本の電話がかかってくるまでは。(本文抜粋)】

最後の1行が特に魅力的だと思う。
この1行でこの本が気になって仕方なくなってしまいました。

ヒル、というのはロンドン警視庁の盗難美術品担当の捜査官であり、いままでに数々の盗品を救い出してきた敏腕捜査官。
私はまだ最初の少ししか読めていないので、これから活躍するのだと思います。
この最後の3行ばかりで、絵画は複製品で初めて知る程度の、「ヒル」という捜査官が、これからどのように『叫び』と事件にからんでくるのか?そしてどのように解決するのか?と気になってくる。
…というのは、読み始めた具体的な理由で、本当は、この3行を読んで、なぜか無性にこの本を読んでみたくなった、という感じ。

言うなれば「惚れた」ようなのと同じ感覚。
「惚れる」ということに理屈など必要ないのですから。

私はだいたい、読んでみようと思った本はこの理由で選んでいます。
たまたま手に取った本が個人的大ヒットだった、というときは、だいたいが理由なく「惚れた」本です。

まだまだ最初しか読んでませんから、今後の展開が気になります。

あ、小説のように登場人物がどんどん登場してきて……という感じの本ではなく、事件の記録…のような感じで……回想?とは違うんですけど…うーんなんか説明が難しい…
でもドキュメントストーリーのように淡々とした報告…ではないのです。

ミステリーのようなワクワクドキドキ感をそなえた手記…というか。
雰囲気的には、登場人物が誰一人として会話しない小説のような感じですかね。

意味不明ですがなんとなくそういう感じです。
一度読んでみて欲しい本です。
[ 2008/12/03 16:45 ] 小説 | トラックバック(-) | [編集] コメント(-)